第2の姫様
あたしのばぁちゃんが、母さんが結婚したと同時に急遽引退しちゃったそうです。
ばぁちゃんは、桜月学園の理事長もやってて、そっちはあたしの叔父の満君に任せたそうです…。
で、今は中2のあたし。
楽ぅ~に生きてます。
「美郷様っ!!今日、予定ありますか?」
「ナイけど?ってかタメ口でいいって…。」
家が組ってこととグループってことがバレてるからかなぜか“美郷様”と呼ぱれる。
「美郷様の溜まり場に行ってもいいですか?」
「ダメ!!」
あたしは母が十代目だったNo1暴走族“麗蝶”のニ十代目総長になったんです。
それさえもバレてるので行ってもいい?って聞かれることが多い。
「いつも大変だな,美郷」
「夜月か?まぁな」
仙堂夜月。
麗蝶斡部のー人。

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