☆大好き☆
「来れねーよな…」

私は頷く…寂しげな顔をしてると、追い討ちをかけて潤が意地悪を言う…


「仕事辞める?」


辞めるなんて言えないの分かってるはずなのに…



「意地悪…」

俯いたまんまボソッと零した


そっと私の体を引き寄せて抱きしめた潤は…

「ごめん…オレが悪い…」

力を込めた潤の腕は凄く悲しそうだった

私は確かめたかった
潤の気持ちを…
「ねぇ…」

潤に抱きしめられてる私は、上目使いで潤をみた

「ん?」

潤は、優しい顔で私を見た

「潤はさ、梨花が仕事してるのは不満?」

「……」

黙ったまんま潤は 何も言わない

顔を背けて抱きしめる力を強めた…


「潤…?」

次の言葉を消すように潤は梨花の口を塞いだ
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