白愛〜ホワイトLove〜
「いえ。大丈夫です。

平気です。」

とは、言ったものの

頭 ガンガン痛いじゃない

私は、後頭部にサッカー

ボールを見事直撃!

シュートされた。


「ホントに大丈夫?

っていうか、頭見せてよ

!」


と、どこの誰かわからな

い彼にガンガンしている

私の後頭部を優しく

髪の毛を持ち上げて

触った。


「オイオイ、

全然大丈夫じゃないじゃ

ん!

タンコブできてるよ。

ホント〜にごめん。

頭冷やしてあげるから

着いて来て!」


(えぇ〜〜!!

ちょっと ちょっと

タンコブって!

今時、18歳にもなって

タンコブなんて できるこ
とないよ! )


「ホラ、ぼぉっとしてな

いで早く来て!」


私は何がなんだかわから

ず、その彼に強引に右手

を引っ張られて彼の後を

着いて行った。
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