甘い旋律で狂わせて
おかしな質問をしてしまったことを後悔していると、ネオは寝そべったまま呟くように言った。
「ただの名も無きピアニスト。ってところかな」
ネオはそう言って、クルッと巻かれたあたしの髪をひと束すくった。
妖艶な表情を見せながら、あたしの髪にそっと口づける。
また惑わされそうになって、あたしは胸を抑えながら別の話題を振った。
「ネ、ネオは、プロのピアニストじゃないの?」
赤くなっていく頬の火照りを冷やそうと、あたしは顔に手を当てる。
ネオは頷きながら、そんなあたしの様子を見ていた。
「ただの名も無きピアニスト。ってところかな」
ネオはそう言って、クルッと巻かれたあたしの髪をひと束すくった。
妖艶な表情を見せながら、あたしの髪にそっと口づける。
また惑わされそうになって、あたしは胸を抑えながら別の話題を振った。
「ネ、ネオは、プロのピアニストじゃないの?」
赤くなっていく頬の火照りを冷やそうと、あたしは顔に手を当てる。
ネオは頷きながら、そんなあたしの様子を見ていた。