甘い旋律で狂わせて
――あたしはその夜

悠貴との関係を終わらせることを決意した。



悠貴と一緒に過ごした日々に癒されてはいたけど

心の奥底の傷は消えなかった。



心から笑えることはなかった。



そして、これからも笑える日がくるとは思えなかった。




あたしの心は、まっすぐにネオを求めていたんだ……。
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