甘い旋律で狂わせて
もう先生のことなんて忘れちゃったって言えば、嘘になるけれど。


それでも、ネオと一緒にいたら、いつか先生のことを笑って話せる日がくると思うの。


だから、ネオと一緒に未来を歩いていきたいって思うの。


幸せになりたいって思うの。



先生……

もう、あたしはこの想いに蓋をしたい。



もう、お別れをしたい。



先生は、こんなあたしを許してくれるかな?



本当に好きだったよ。

先生と一緒に過ごせた日々は、宝物だったよ。




ありがとう。

そして……サヨナラ。


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