甘い旋律で狂わせて
どこまでも澄んだ秋の空の下
夕暮れに染まる二つの影が、少しずつ重なる。
固く手を握り合った二人の隙間を
秋の柔らかな優しい風が、ふわりとすり抜けた。
それはとても穏やかな、秋の夕暮れ。
二人の穏やかな愛が、始まった季節だった――……
『甘い旋律で狂わせて』
―完―
夕暮れに染まる二つの影が、少しずつ重なる。
固く手を握り合った二人の隙間を
秋の柔らかな優しい風が、ふわりとすり抜けた。
それはとても穏やかな、秋の夕暮れ。
二人の穏やかな愛が、始まった季節だった――……
『甘い旋律で狂わせて』
―完―