秘蜜の恋人。~先生×生徒~


「……ごちそうさまっ」

二人同時に、パンッと手をあわせる。

「あ、手伝うよ」

食器を洗おうとした先生に、慌ててついて行く。

「ありがとうございます」

にこやかに微笑む先生。
……こうしていると、実にごく普通の教師だ。あの保健室での出来事が嘘みたい。

もしかして夢だったんじゃ……?

なんて思い始めていたけど、やっぱり変態教師は変態教師だった。

「あ、お風呂わきましたけど、一緒に入ります?」

なんてことを、さらっと言うんだもん。

「け、結構ですっっ!!」

とっさ全力で断ったけれど、よくよく考えれば、夜寝る時はどうすんだろ…!?

だってあたし、先生の家に(添い寝つきで)泊まらせてもらうってことでここにいるのに。

……まさか、本当に添い寝!?

しないよね!?







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