秘蜜の恋人。~先生×生徒~
先にお風呂に入った先生が、お風呂場から湯気と一緒に出てくる。
「お風呂あきましたよ?」
「あっ、あぁ、どっ、どうも」
ヘンなことを考えている時に突然声をかけられたので、慌てすぎて声が裏返った。
「着替えは置いておいたので」
「あ、りがと……ございます」
そっと脱衣所で服を脱いで、いそいそとシャワーを借りる。
……先生とはいえよく知らない男の人の家に上がりこみお風呂場借りてる女子高生……。
それがいまのあたしだった。
自覚したとたんに、罪悪感とドキドキが同時にせりあがってきた。
あぁぁ、なんかもう……恥ずかしい。
いや、先生は生徒として困っているあたしを放っておけなかっただけ!!
それだけ!!
……だと思いたい。
だって、昼間から生徒とキスしちゃうよーな先生なんだよ!?
…あ~っ、でも、あたしは、添い寝も含めてオーケーしちゃったわけで、何をされても文句はいえない…。
……とかなんとか思いながら、お風呂場を出る。
……ん?
……先生が置いてくれてた着替えは、Tシャツとジャージ。
どっちもダボダボだけど、とりあえず腕を通す……タバコの匂い。先生タバコ吸ってんのかな。意外。
……あたし、なんかヘンタイぽい!?