俺様彼氏と甘い毎日
友達と楽しそうに話している吉田に声をかける
「おい」
「ん?」
そう振り返ったのは良いものの、すぐ「なんで?」と言う顔になった
まあそりゃそーか
「なに宮川、美保に用?」
吉田の友達が機嫌の悪そうな顔で言う
「ああ」
俺がそう言った途端、
「あたしっ!?」
吉田の声がキーンと耳に響いた
めんどくせ…
「だからこいつ借りてくわ」
そう言って吉田の腕を引っ張って教室を出た
廊下を歩いてると、
さっきから、「待って!」とか、「なんであたし!?」
とかしか言わねえし…
うるせえ…
「いちいちうっせえな、黙れよ」
そう言って吉田を壁に押し付けた