絆と愛・・・飛牙-ヒュウガ-

お別れ

夜アタシは全然眠れなかった……






朝になって拓真が迎えに来てくれた…



拓「…愛羅?…隈ヤバイぞ…」


愛「寝不足なの…!!」


拓「……。ちゃんと寝ろよな~☆」





何か拓真変?…気のせいか。




溜り場に着いた…相変わらず下っ端はアタシが行くと必ず挨拶してくる…


ここに来る時間ものこりわずかか……みんなどんな顔するのかな…怒り狂う?…(苦笑)








李「…愛羅ちゃん大丈夫?…元気ないね?」

愛「いつもと変わらないじゃんそれって…」


李「…いつもより?…」


愛「…?変な李玖、」

津「愛羅、相手しろ~!!」


愛「うん、」






バン!!!!!




伸「海行くぞー!!!!!」


拓「イイですね~」


愛「今から?…てか、莉音来てないけど」


圭「…あ、莉音は今日から来ないよ」


愛「なんで?」


蒼「ホントは愛羅ちゃんも家に居てほしいけど…言うこと聞いてくれなさそうだし、みんなで守るからイイかって話になったんだ」


愛「守る?…何から?」



琉「鬼蛇だよ。最近勢力増してていつこっちも戦争なるかわかんないからな、気をつけろよ?」


愛「………あ、うん」


伸「さー行くぞー!!!!」




…アタシは一瞬事の重大さに気づいた……そう、恭平はアタシを女にしたら、莉音にも飛牙にも手を出さない=戦争しないって事だ……




アタシはその重大なポジションにいる…アタシの判断1つで…飛牙がこの戦争に巻き込まれる…負けるとかじゃなくて、無駄な喧嘩をして欲しくない…




アタシ終わったな…みんな、ごめんね…裏切るけどその分無駄な争いしなくて済むよ……

















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