絆と愛・・・飛牙-ヒュウガ-
今日も学校…あんなに学校に行けてたのはみんなのお陰だったのかな…?




あ…飛牙の事は忘れるんだった…





遅刻ギリギリの登校…いつもと変わらない風景…



『神野、授業に出席しろよ?…な?』



担任…こういう時ホントにウザイ……



愛「……」






いつもならアタシの席を囲う人達がいない…せいせいするはずが…なんだか胸がスカスカする…席に着き携帯を開く…莉音からだ




<飛牙皆で動いてるみたい…圭斗もアタシに聞いてきた。何かあったんだって言ってた…ホントにこのまま黙っててイイの?…>


愛<イイよ、辛い想いさせてごめんね>


とアタシは返した…





拓「愛羅、どうして来ないの?…俺達のとこ…」



愛「……」


ガタン…



アタシは席を立ち拓真を無視していつものところに行く…




拓「……寂しいよ…」





顔を見れなかった……
感情を捨てたアタシ……もう彼らのところには戻りたくない…




アタシ耐えれるかな…きっと大丈夫だよね…ずっと1人だったんだから…



少し仲良くなりすぎたな…




こんなに苦しいなんて…感情の捨て方さえ今は忘れたみたい……




だって…痛いんだよ…………






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