絆と愛・・・飛牙-ヒュウガ-
授業が始まる…また前みたいにみんながアタシの席を囲うように席につく…ホントはみんなの席バラバラなのに…右を見れば拓真…左を向けば恋弥、前をむけば莉音と圭斗……
これがアタシにとって居心地の良い…慣れなのかかな?…これもまた疑問。







学校が終わり放課後…




恋「行くぞ、」


拓「愛羅忘れ物ない?」


圭「莉音早くー」

莉「いつもいつも帰り際になると急かすんだから~!!」




この会話も慣れなのか耳にすると心地イイ。

何なんだろう…。




恋「愛羅…?」


愛「ん?…」

拓「置いてくぞー!!」

莉「行こう?…」


愛「うん。」















病院につき彼らはホントに外で待っていた。






看護師に呼ばれアタシは中に入り診察を受け…先生と話した。




『君はどうしたいんだね?』



愛「降ろします」



『はぁ…今の君の体力では無理だ。』


愛「……困ります、」


『勝手なことを言うね、』


愛「わかってます。でも何とかなりませんか?」



『1ヶ月で5㌔は太りなさい…君今平均より15㌔も足りないんだ。』


愛「……。」


『1ヶ月もすれば子供もそれなりに大きくなってしまうが、5㌔太れれば問題ない…』


愛「わかりました。」










莉「愛羅、どうだって?……。」


愛「1ヶ月後に降ろす…」


莉「…1ヶ月?」


愛「アタシの今の体力じゃ無理なんだって…。5㌔は太れって…」


莉「…そっか。」






アタシ達は外にでた。







え…何で?……





そこにいたのは飛牙全員の姿だった……














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