絆と愛・・・飛牙-ヒュウガ-

そして久しぶりに恋弥の家に来た。





アタシはｿﾌｧｰに座る…恋弥も隣に座って口を開いた。




恋「俺さ…オマエを1人にしたことﾎﾝﾄに後悔してんだ…オマエをあの日1人にしなかったら…こんな事にならなかったんじゃないかって…」


そう言って悲しそうな顔をして俯く…



愛「……嫌い…。」


恋「え？…」


愛「アタシ恋弥の悲しそうな顔見るの嫌い…。恋弥は何も悪くないじゃん…アタシが勝手に決めた事だし…あの日勝手に1人で帰ったのもアタシだし…。」


恋「…でも、俺約束した。守るって…結局何もできてない…今も苦しんでるのに何も出来ない…」


愛「何言ってるの？…あれから恋弥がずっとアタシの側にいて離れないでいてくれた事わかってたよ？…アタシ恋弥のお陰で安心できてた…誰かが側にいてくれることがこんなにも暖かいなんてわからなかった…」


恋「……。俺はずっと愛羅を見てきたんだ…。こんな事になって自分を責めた…でも今改めて愛羅に言われて救われた…」



愛「うん……」


恋「愛羅…今度こそ俺がオマエを守る…約束する。」


愛「恋弥…その約束少し変えよう…アタシだって恋弥に助けられた…だからお互いが守り守られよう？…飛牙のみんなも守りたいの……。アタシには何が出来るかわかんないけど、出来る事をしたいの…」


恋「……オマエはすげーな、いつでも俺の上を行く…そうしよう。明日病院だし、今日はもう帰るか？」


愛「うん……恋弥…アタシすっごく不安だし怖いんだ…。もし…」
恋「みんなわかってる…。俺もみんなもついてる…オマエがまた暗闇に堕ちても必ず助ける。」



愛「……ありがとう。アタシみんなと仲間になれて良かった…」


恋「ぁあ。」













帰ってきてアタシは明日の準備と手術のために入院するから必要な物を準備して寝た。