絆と愛・・・飛牙-ヒュウガ-

病院の日




『これなら、おろせるね……しかし覚悟した方がｲｲ。君が思ってるより辛いと思うぞ？』


愛「覚悟してる…今から怖いし……何だか悲しい」


『悲しいのはきっと子供が今から泣いているのかもな。』


愛「……アタシもそう思う」


『早い方がｲｲだろう、今日入院して明日にでも手術しよう』


愛「お願いします。」











莉「そうだった？」

愛「今から物とってきて入院になった。明日手術だって…」


圭「そうか…」


拓「辛いと思うけど…頑張れ…」


恋「明日車用意する…すぐ火葬場に行かなきゃならないんだろ？…」


愛「うん…」

莉「じゃ…みんな明日ね、」






アタシは恋弥に乗せてもらい荷物を取ってきた…と言っても大した物はない。
再び病院へ連れてってもらった…




恋「明日くるからな」


愛「…うん。………」


恋「どうした？」



アタシをｸﾞｯと抱きしめ聞いてくる



愛「もし……今日辛くなってどうしようも出来なくなったらどうしたらｲｲの？…」


恋「ﾌｯ、オマエらしくないな…そうだな……目瞑って飛牙や傘下の奴らの事思い出せ…」


愛「……うん。」


恋「仲間の事思い出すと少しは気が楽になるだろ？…」


愛「うん……そうする…じゃあ、明日。」


恋「ぁあ。」