絆と愛・・・飛牙-ヒュウガ-
11月23日…



子宮を広げるためのものを入れられる……麻酔なし…数が増えてくたび激痛が走る……子供が"殺さないで"と言っているかのように聞こえる……



その後病室に戻り看護師から痛み止めの薬を渡されるが…効果なし…子供が悲鳴をあげているよう…



恋弥に言われた通りみんなのことを思い出す…痛みに耐えながら寝れずに朝を迎えた…








11月24日…



10時みんなが病室に来たがアタシの痛みに耐えている姿を見て辛いのか今部屋に残っているのは伸治と恋弥だけだった…
会話のない時間…恋弥はズット手を握っててくれて、伸治はおなかを撫でていてくれた…



11時…手術…アタシは看護師に麻酔をされ不安の中眠りに落ちた…



が、アタシはあろう事か手術最中に起きてしまった…




『もうでますよ!!!!寝てて下さい!!!起き上がらないで!!!!!』


愛「いやーーーーーーーーっ!!!!(泣)」


『落ち着いて!!!!』


『もう出たから、誰か抑えろ!!!!』


愛「…ぁあーーーーーー(泣)」



『落ち着いてください、もう終わりました…大丈夫です……』




その言葉を聞きアタシは気を失った…










ガタガタ…バタン!!!!



『終わりましたが…麻酔してたのにも関わらず途中で目を覚まされ、パニック状態を起こし今気を失っています…。』


伸「大丈夫なですか?…」


拓「すげー愛羅の叫ぶ声聞こえてたけど…」



『それはアタシにもわかりません…。病室に運びます…』


蒼「はい…お願いします…。」









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