絆と愛・・・飛牙-ヒュウガ-
皆でアタシの家に行って、運転手さんも手伝ってくれてプチ引越しが終わった…絶対安静のアタシはただ見てるだけ。
やろうとしたらみんなに怒られた…






家に帰り飛牙に行く人と帰る人に別れ解散。








愛「恋弥…仲間ってイイね。楽しいって言うのがわかってきた気がする。」


恋「ぁあ。仲間の事知れば知るほど絆も深まる」


愛「…絆か……。アタシにもわかる日が来るかな?」


恋「絶対来る…俺にとってオマエは必要不可欠な奴になったみたいに仲間もそうなる…」


愛「……そっか。」


恋「みんなオマエの事もう、大切だって思ってる…オマエは気づいてないかもしれないけどみんなを変えてくれたのはオマエだ。」


愛「…アタシが?…みんなを?」


恋「ぁあ。拓真は学校が嫌いで人嫌いなんだ…。だけどオマエとは初めから話ししただろ?」


愛「拓真からしつこく話しかけてきたけど?」


恋「俺らだってビックリした…だけどアイツは何かを感じたんだ…たぶんみんなも…オマエが心を閉ざして感情がない事…。」



愛「…。」


恋「オマエの笑った顔を見たくなったって言ってた…拓真だけじゃなく、圭斗も津那も李玖も琉汰もみんなだ…俺はズット一緒だったから知ってる…」


愛「そうなんだ…」


恋「オマエの一言がみんなの心にちゃんと響いてる…。」


愛「…みんなアタシをホントに仲間だと思ってくれてるのなら嬉しい…。」


恋「思ってるからみんなもオマエを守りたいんだ…。」


愛「…アタシもみんなを守る…。」


恋「無理はすんなよ?…」


愛「うん。」






恋「さ、寝よう。明日休んだらまた学校も飛牙も行くぞ。」


愛「うん。」









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