絆と愛・・・飛牙-ヒュウガ-
愛「いってーな、てめー!!何様だこら!!」


『はい~!!ストップ!!!!』


愛「っんだよ、とめてんじゃねーぞ生徒指導」


『まず、奥の部屋はいれー、担任待ってるぞ』


愛「オマエ後で覚えとけよ?…ったく」






ガチャ……



愛「話って何」


『オマエな~職員室で暴れるなんて何年ぶりかねー(笑)まぁ座れ。』


愛「っせーよ、アイツがわりー。」


『それはおいといて、オマエ学校どうする?』


愛「は?」


『オマエ単位すでにギリギリだし、テストも…赤が目立つ…。冬休み明け休まず来なきゃ…マズイぞ?』


愛「んな事かよ、ちゃんと来るから…アイツらもいるし」


『そうか。オマエにもやっと友達が出来たか』


愛「何?アンタも何か言いたいの?」


『はっははは(笑)俺は何も言うつもりない。オマエらはオマエらで良さがそれぞれある。わかってる先生もいる事を忘れないでほしいな(笑)』


愛「あっそ。じゃ、帰る」








バタン!!!!!








あームカツク。





叩かれたことも仲間を悪く言われたことも






愛「あ…てめー、さっきはよくも!!こっちが手出したら退学だからって調子乗んなよ?」


『せいぜい退学にならないように、アイツらと頑張れ。まぁ、オマエは特別退学に近いがな!!』


愛「てめー卒業したら全校生徒の前で土下座させてやる。仲間の侮辱は許さねー」


『楽しみにしてるよ、到底君は卒業できるとは思わないがね』


愛「ふん、舐めんなよ?ニヤリ」





アタシがそう呟くと先公は顔を青くして行った。






アタシは他の先公の視線を感じながらも職員室を出た。








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