短編集～The Lovers WITHOUT Love Words～のレビュー一覧
5.0
短編集って良い！って思わせてくれる作品です。 こんな素敵な短編集に出会えたことに感謝です。それほど素敵なお話がたくさんギュッとつまっています。 心理描写が上手く思わず感情移入して読んでしまいました。 ラストはとっても綺麗で素敵な雰囲気と言葉で終わります。 きっとこの世で１番美しく味のある言葉ではないでしょうか。 気になる方はぜひ物語をお確かめ下さい。 本当に素敵なお話ありがとうございます!!
執筆に対する姿勢は文章に反映される、と私は信じています。 作者が作品に真摯に取り組めばそれだけ、読者も自然と丁寧に文字を追いかけてしまうのです。 それを、私はこちらの作品で確かに体験しました。 テーマも、それぞれの作品の文体も、趣向を凝らされていて、まさにうさのさんイズムの結晶です。 クスッとしたり、じんときたり、ほんわかしたり、胸がギュッとしたり。 流し読みなんてできない、したくない。 ひとつも取りこぼさないように大切に読みたい珠玉の作品集です。
「」から生まれた男女が織りなすラブストーリー ネバーランドはファンタジーであり 肉まんアンまんはホロリと泣ける とにかく 全話おすすめです‼
書き手は、挑戦したくなる。いつだって、そうなんだ。 愛はどこにだってあるから、だからこそ誰も紡いだことのない言葉を探して語りたい。 だけど、うさのさんは面白い。何気ない言葉に愛を込めてみせるわよ、と。 そう、だから確かに、人さまの直球ど真ん中な恋愛を覗いてるのに、こっちはこっぱずかしくないんだ。 誠実で、まっすぐで、朗らかで、照れ屋で純粋な。 かゆくない恋ばな。 たまには、いかが。
あらゆる言葉の挑戦を受けるですけどね。 この連作短編集の中に何作か挑戦を受けてますが、さすがうさのさんですね。 どの言葉もうさのさんワールドに引っ張り込んじゃってます。 それは、関係なくともこの短編集は素晴らしいです。 素晴らしい文章力と独自のユーモアそして涙する作品もあります。 心を揺さぶられる作品ばかりです。 ゆっくり噛みしめて読んで下さい。