こちらミクモ探偵事務所

怪盗仮面のやったトリックは分かっている。
怪盗仮面の目星も大体はついている。

後は殺人をした犯人だけだ。
しかし、証拠も動機もない。

「紘哉さん、どこまで進んだの?」

「何がだ?」

羽兎は腕を組んで言った。

「明日までに解決、でしょ?こんなところにいていいの?」

「何でお前が事情を知ってるんだよ」

「花形さんから電話があった」

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