こちらミクモ探偵事務所

「一仕事?私達が必死になって事情聴取してた時に何してたのさ!?」

「あー……冷やしてた」

「はい?」

羽兎が半分睨むような顔で紘哉を見ると、彼は立ち上がって冷蔵庫に近付いた。
そして冷蔵庫から《ある物》を取り出す。

それを羽兎に投げて渡した。

「コレって……宝箱?何で?」

「使うからに決まってんだろ」

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