ラブ&トラップ
店長の存在
駅の裏路地を何度か曲がると、シャッターの閉まったお店と古びたお店が並ぶ小道に。
迷わず進む店長が止まったのは、これまた古い建物の前で、洋風チックな分厚い木製のドアを開けると中から陽気なクラシック音楽が聞こえてきた。
バーカウンターと小さなテーブルが並ぶ店内は観葉植物とアルコールボトルが並び、間接照明が優しく手元・足元を照らしている。
私がキョロキョロしてる間にホールスタッフと言葉を交わしていた店長は奥のテーブルへと案内された。
「おまえアルコール飲めんの?」
「ちょっとだったら…。」
「カクテルとかサワーとか?」
「…はい。」
むっちゃ子供だとか思われてそうで見栄を張りたいのは山々だけど、嘘ついて後々自分の首締めるのはゴメンだ。
だってビールもワインも苦いんだもん。
迷わず進む店長が止まったのは、これまた古い建物の前で、洋風チックな分厚い木製のドアを開けると中から陽気なクラシック音楽が聞こえてきた。
バーカウンターと小さなテーブルが並ぶ店内は観葉植物とアルコールボトルが並び、間接照明が優しく手元・足元を照らしている。
私がキョロキョロしてる間にホールスタッフと言葉を交わしていた店長は奥のテーブルへと案内された。
「おまえアルコール飲めんの?」
「ちょっとだったら…。」
「カクテルとかサワーとか?」
「…はい。」
むっちゃ子供だとか思われてそうで見栄を張りたいのは山々だけど、嘘ついて後々自分の首締めるのはゴメンだ。
だってビールもワインも苦いんだもん。