ラブ&トラップ
店長が再びノートパソコンに向き合う。


「店長ってお母さんみたいですね。」


「ん"!?っごほっごほ。お、おまえっ!」


飲みかけたコーヒーにむせながら睨まれる。


「あ、えっと。なんかすみません。」


「おまえは俺のことなんだと思ってんだよ。」


「えっ!?」


何とも思ってない...じゃなくて、腹黒な2面性...でもなくて、頼りになる上司とか?


えーっと。


「もういい。」


あれこれ考えてるうちに店長の低い声が聞こえて我に返る。
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