ラブ&トラップ
「ほら。早く行かないと遅刻するよ?」
「わぁっ!?」
髪をわしゃわしゃと強く撫でられて、やっと声が出せた。
「もう!遅刻したらかずくんのせいだからね!!」
ぼさぼさにされた髪を手ぐしで戻しながらさりげなく顔を隠した。
まぁ、今更だけどまだ赤いであろう自分の顔を見られるのが恥ずかしくて。
そのあとは手を繋いで駐車場まで歩いて、車に乗ったあとも手を繋いでてくれた。
「そんじゃ、バイトがんばれよー。」
「うん。送ってくれてありがと!じゃあね。」
バイバイって手を振ってかずくんと別れた。
いつもなら「次はいつ会えるんだろう」「まだ離れたくないな」って思いながらも、笑顔を向けて手を振って別れてたのに。
今日は...ううん、これからは...
そんな思いをしなくてもすぐに会えるんだ。
「わぁっ!?」
髪をわしゃわしゃと強く撫でられて、やっと声が出せた。
「もう!遅刻したらかずくんのせいだからね!!」
ぼさぼさにされた髪を手ぐしで戻しながらさりげなく顔を隠した。
まぁ、今更だけどまだ赤いであろう自分の顔を見られるのが恥ずかしくて。
そのあとは手を繋いで駐車場まで歩いて、車に乗ったあとも手を繋いでてくれた。
「そんじゃ、バイトがんばれよー。」
「うん。送ってくれてありがと!じゃあね。」
バイバイって手を振ってかずくんと別れた。
いつもなら「次はいつ会えるんだろう」「まだ離れたくないな」って思いながらも、笑顔を向けて手を振って別れてたのに。
今日は...ううん、これからは...
そんな思いをしなくてもすぐに会えるんだ。