二番目の女でもいいと願った私

二回目の龍さんち

ツーリングの次の日の夜

アドレスもケー番も教えてない

龍さんから電話がきた

最初は知らない番号だったから

でようか悩んだけれど

でてみると龍さんでびっくりした

ツーリングの話や世間話

くだらない笑い話を

１時間以上も話していた

最初に龍さんの家に泊まったとき

読みかけのマンガがあった

ツーリングのときも話が気になるから

また龍さんちに読みに行きます

なんて言ってたことを

覚えててくれて

｢週末、今日の土曜と

明日日曜の昼まで暇だけど

うちにマンガ読みくる？｣

って言ってくれて

｢行きたいです！｣てゆうと

車で一時間はかかる距離を

わざわざ迎えにきてくれた
< 28 / 54 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop