二番目の女でもいいと願った私
私は昼から友達と遊ぶ約束をしていた

だから昼に龍さんがバス停まで

送ってくれたんだ

それも手をつないで・・・・

私は隣に龍さんがいることに

ドキドキして何も考える余裕がなかった

ふと気づけば龍さんに手を握られていた

そのときはまだ私は確かに

たいすけさんが好きだったはず

でもその中に龍さんに惹かれる私がいて

手を握られてもキスされても

全然いやじゃなくて

むしろ幸せと思えるくらいだった

私のたいすけさんへの好きの気持ちは

だんだん小さくなっていた

どんどん龍さんが大きくなっていく

龍さんが私を変えていく

それから龍さんと毎日のメールが始まった
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