心霊戦隊ハラウンジャー
「私は、佐藤 敏江(さとう としえ)。村役場の向かい側にある白豚神社(はくとんじんじゃ)の巫女をしてます。好きな食べ物は炭水化物と肉です。よろしくお願いします」
佐藤 敏江。
オハライホワイト。
白豚神社の巫女。
基本、死んだ魚のような目をしていて、やる気がないように見える。
趣味は寝ることと食べること。
もうすぐ体重が80kgに突入。
そのドラム缶のような体系で、今まで生きて来たからか、メンタル面が強い。
「あ、俺は、緋龍 迅です。龍刻高校二年。昔から、霊感が強くてよく霊とか見てて……でも、それを言っても誰も信じてくれなくて、小学校5年生くらいから、やさぐれて……俺は孤独な人間なんだ、人間なんて信じらんねぇって思い始めた。でも、今、俺の力が必要なんだってわかったから、もう大丈夫。神は、俺を戦士に選んだんだ。人々の平和を乱す者と戦う戦士に……これは神が俺に与えた試練なのかもしれない……人間不信の俺が人間を守るという、大きな……」
「ちょっと何言ってるかわかんないわ」
緋龍 迅。
オハライレッド。
霊感を持つ高校生。
典型的な中二病患者。
患ってはいるが、他の患者と違うのは実際に霊が見えるということ。
そして、それと戦う能力があるということ。
詳しくは前話を参照。
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