心霊戦隊ハラウンジャー
青い狩衣を着た、今風の男。
こういう男はあまり好きではない。
イケメンだから。
イケメンは敵だ。
「うっ」
イケメンが開けた僅かな隙間から入ろうとして詰まった太った女。
普通なら萌えるはずの巫女装束を着ている。
しかし、デブは範囲外だ。
「ちょっとぉ~!大丈夫?」
その後ろから入って来たのは、ケバイ禿げ。
着ている服を見ると、坊さんか?
なんだかクネクネしている。
「うはぁ!女子高生!」
そして、息荒く興奮している中年男。
神父みたいな服を着ているが、胸元開け過ぎ。
毛が見えている。
「なっ、何ですか……?」
教師は落ち着かない様子で、その四人に問う。
「お前に用はない」
イケメンはそう言って教師の質問を跳ね返した。
何あのイケメン若干中二病かよ。
いい年して恥ずかしいな。
そして、四人は段々俺の方へ近付いて来る。
案の定、俺の目の前で止まる。
「え?何あれ?」
「アイツの知り合いなのー?」
「やっぱ、類友ってやつー?」
ヒソヒソとした声が教室中に飛び交う。
「緋龍!お前は前からおかしいと思っていだが!こんな変な奴等と……」
「いや、知らないッス……誰だし」
このクソ教師は俺の言うことなんか聞きやしない。
「今、報告して来るからそこを動くなよ!」とか言って教室を出て行った。
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こういう男はあまり好きではない。
イケメンだから。
イケメンは敵だ。
「うっ」
イケメンが開けた僅かな隙間から入ろうとして詰まった太った女。
普通なら萌えるはずの巫女装束を着ている。
しかし、デブは範囲外だ。
「ちょっとぉ~!大丈夫?」
その後ろから入って来たのは、ケバイ禿げ。
着ている服を見ると、坊さんか?
なんだかクネクネしている。
「うはぁ!女子高生!」
そして、息荒く興奮している中年男。
神父みたいな服を着ているが、胸元開け過ぎ。
毛が見えている。
「なっ、何ですか……?」
教師は落ち着かない様子で、その四人に問う。
「お前に用はない」
イケメンはそう言って教師の質問を跳ね返した。
何あのイケメン若干中二病かよ。
いい年して恥ずかしいな。
そして、四人は段々俺の方へ近付いて来る。
案の定、俺の目の前で止まる。
「え?何あれ?」
「アイツの知り合いなのー?」
「やっぱ、類友ってやつー?」
ヒソヒソとした声が教室中に飛び交う。
「緋龍!お前は前からおかしいと思っていだが!こんな変な奴等と……」
「いや、知らないッス……誰だし」
このクソ教師は俺の言うことなんか聞きやしない。
「今、報告して来るからそこを動くなよ!」とか言って教室を出て行った。
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