《続》オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな生活~
「次の仕事がキマりましたし…8月いっぱいで辞めさせて頂きます…」



「そ、そうか…次の仕事がキマったのか・・・それはおめでとう~」



「んっ…」


ベットで眠っていた美苑の瞼が僅かに動き、言葉にならない声を漏らす。



「目が覚めそうですね…私はコレで失礼します・・・」



栗原は俺と美苑を置いて部屋を出て行く。



8月いっぱいかーー・・・


俺は困った時…誰を頼ればいい?


俺は社長としてもう独り立ち出来ているのか?


そんな想いを交錯させて俺は美苑を見つめた。



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