《続》オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな生活~
「入るぞ」
速水社長が病室に入って来た。
「明後日の退院の記者会見の打ち合わせだ…レン」
「記者会見って??病み上がりのレンに記者会見させるんですか?速水社長」
祐早斗さんも私も同じコトを思っていた。
こんな精神状態の不安定なレンを公の場に出すのは・・・無謀だって。
「コレがウチの方針だ…根も葉もない噂を流される前に…キチンと記者会見を行う…それも生中継で…済みの会見はマスコミに適当に捏造される恐れが有るからな…」
「しかし…」
「用は済んだろ?もう出て行ってくれ?」
「速水社長!?レンだって生身の人間だし…社の方針とか…」
「・・・ライブだって控えているんだ!悠長なコトは言ってられない!!」
速水社長はキレ始めた。