《続》オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな生活~
「・・・いきなり…私に変なコトを振らないで下さい…社長」



栗原さんは席を立ち…祐早斗さんのデスクの前に来た。



「妙な嘘を付いてどうするつもりですか?」


「お前も部屋を借りてやるから同じマンションに住め」



「・・・」



「嘘を本当にすればいい…」


「ほぉ~っ…では染中さんは私の彼女にしていいんですか?」


「そこは嘘でいい!!」


祐早斗さんは栗原さんに強い語調で返す。


「・・・そんなハンパな嘘…直ぐに会長なら見破りますよ~」



栗原さんの眼鏡の奥の瞳が怪しく光る。






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