書籍化原作
- 作品番号
- 663141
- 最終更新
- 2012/09/26
- 総文字数
- 160,171
- ページ数
- 225ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 979,353
- いいね数
- 2
- ランクイン履歴
-
総合54位(2012/03/19)
その他1位(2012/02/19)
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「性欲って、時々、邪魔だね」
男と女は、別のイキモノ
だから(ソレが)恋しい
だから(ソレを)欲する
だけど、性別がなければ
私たちはきっと
愛し合えた
■
20111026→1130END
(短編「乳房にメス」改訂版)
20120426 オトナ女子大賞優秀賞
20120925 試し読み分のみ公開
20121025 書籍化(予定)
ありがとうございました
※加筆修正前データです
目次
-
[お酒にキス]
-
アペリティフ
-
テキーラ
-
ベルモット
-
-
[身体にハグ]
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掌
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背中
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腕
-
胸
-
-
[心にナイフ]
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ペンナイフ
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アートナイフ
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バタフライナイフ
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ボウイナイフ
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ククリナイフ
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[乳房にメス]
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乳房にキス
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乳房にメス
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この作品のレビュー
2012/07/24 10:24
投稿者:
雨々
さん
乳房にメス
必死で手に入れたのは、終わらない関係。 けれど、いつの間にか失った、終わりある関係。 君と私は、男と女で。 どんなに足掻いたって、 君は君で、私は私。 ーーー君が、君で良かった。 最後に綴られる紗江子の気持ちに、言葉では上手く表せられない想いが募りました。 『性別がなければ、私達はきっと、愛し合えた。 けれど、性別があるから、私達は傍にいる。』 紗江子と翔のふたりの愛を純愛と呼んでいいのか。狂愛と呼ぶべきなのか。 ふたりの愛は特別で、綺麗で儚いけれど消えることはないもので。 他人が勝手に名を付けてはいけないものなのかもしれない。 必死にお互いの傍にいて、真面目に恋愛と向き合って、涙を流し苦しんだふたりにどうか幸せにになってほしいと、そう願わずにはいられない作品でした。 わたしが今より大人になれたとき、またもう一度読み直したい作品です。 皆さん、ぜひご一読を。
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