ピンクの星と緑の太陽
「何言ってるの!」
オリビーナの実を投げた。
「それでも食べたら帰りなさいよ。それとも竜族は…。」
「ありがとう。」
かじりながらか細く微笑む彼は…。なんとなくほっとけなくて。
しばらく見張っていた。
だって竜族だから…。
「ステラはここが好きなんだね。僕も好きだよ。」
日が落ちて星がたくさん光っている…。
エメラルドの瞳に映るそれが綺麗だった。
「ここは誰も来ない。来るのは私ぐらいよ。」
「そうか…。」
「あなた怪我でもしてるの?」
「グリーで構わないよ。星の声を聞いてるだけだ…。心配してくれたの?」
クス…。と小さな笑い声。
「星の声?」
「石とか草花は呼吸しているんだ。星の声と共鳴して…。僕はそれを聞いてたんだ。とても小さな声だから。」
「そう…。」
「おいで…。ステラにも聞かせたい。」
横に寝転んだ。手を添え額に持っていく。
「目を閉じて。行くよ…。」
どくん…。どくん…。
グリーの鼓動が聞こえ…。小さなシグナルが私の中に入る。
「これが声?」
「そうだよ。ステラは順応が早いな。」
「竜族はいつもこう…。声を聞くの?」
「どうかな…。」
とにかく変わってる。
指折り数えても…。なんて自分自身変わってるけど、妹達が変わってる中でもそうだから…。
オリビーナの実を投げた。
「それでも食べたら帰りなさいよ。それとも竜族は…。」
「ありがとう。」
かじりながらか細く微笑む彼は…。なんとなくほっとけなくて。
しばらく見張っていた。
だって竜族だから…。
「ステラはここが好きなんだね。僕も好きだよ。」
日が落ちて星がたくさん光っている…。
エメラルドの瞳に映るそれが綺麗だった。
「ここは誰も来ない。来るのは私ぐらいよ。」
「そうか…。」
「あなた怪我でもしてるの?」
「グリーで構わないよ。星の声を聞いてるだけだ…。心配してくれたの?」
クス…。と小さな笑い声。
「星の声?」
「石とか草花は呼吸しているんだ。星の声と共鳴して…。僕はそれを聞いてたんだ。とても小さな声だから。」
「そう…。」
「おいで…。ステラにも聞かせたい。」
横に寝転んだ。手を添え額に持っていく。
「目を閉じて。行くよ…。」
どくん…。どくん…。
グリーの鼓動が聞こえ…。小さなシグナルが私の中に入る。
「これが声?」
「そうだよ。ステラは順応が早いな。」
「竜族はいつもこう…。声を聞くの?」
「どうかな…。」
とにかく変わってる。
指折り数えても…。なんて自分自身変わってるけど、妹達が変わってる中でもそうだから…。