初恋と運命の恋
日向とは家が近所で転入し幼稚園の時に同じ班で席が隣なので風馬と二人で話しかけてそれで近所の公園や日向が家に来て以来親しくなっていた。
「そういや風馬さんってかなり仲良しみたいだけど家によく来ているような空気だけど昔から部屋に来ています的な感じだよね」
車内ではとりあえず会話がなくなっていて沈黙にたえられない葵が話しかけていて昔から彼女がいようと日向がいるのでフラれていた風馬。
『昔から家が近所でいわゆる幼なじみみたいなものなんだけど幼稚園から家に来ていて部屋に入り浸るから溜まり場になっているんだ。
俺一人っ子な分祖父母と暮らしていた分家に誰が来ようと初孫だから可愛がってて礼儀とか料理とか人として出来ること身につけていたんだ。
朝5時半から料理させられていてさらに土日は礼儀を見つけるために駄菓子屋やっていたんだけど手伝いを修業していたんだ。
そのせいか部屋とかきっちり掃除して出掛けるんだけど大半あの二人が散らかすから片付けてから帰って行った試しがないんだよな』
昔から部屋に遊びに来ることが多い密着幼なじみ(風馬)と女王様(日向)は片付けないで帰るため片付ける習慣が身につけていた。


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