[短]先生、襲ってください。
―先生―
「光圀先生?」
化学準備室の扉を開けながら先生の名前を呼ぶ。
扉をあけると、普通の部屋とは違う匂いがした。
「…ノックぐらい、しろよな。」
焦った顔をしながら、眼鏡をつける
「ははは。」
ニコっと笑いながら先生に近づき、持っていた荷物を渡す。
「ありがと。」
荷物を受け取ると、机の上に置いた。
「先生?」
「なに?」
「タバコの匂い」
そう言いながら、ポケットに入っているタバコを取りあげた
「…お前がノックしないからだろ?」