[短]先生、襲ってください。

「…うん。」


泣きながら笑ってくれたその笑顔が王子様にぴったりで

ケンタが王子様でよかったと安心した。




熱も下がっていたので、少しだけ練習して
ケンタは帰って行った。



部屋では、愛子と2人きりになった。


話せば、ケンタの告白されたとき


…廊下で見ていたらしい。



「ごめん。」


ケンタの気持ちを知っていたから、止めるわけにもいかなくて

抱きしめられる所まで行っちゃったことを
愛子自身も後悔していたらしく、謝ってくれた


< 37 / 83 >

この作品をシェア

pagetop