[短]先生、襲ってください。
―大事な人―


「…先生?」


長い長いキスの後、
先生は私をいきなり突き放した



「…逃げるなら今だぞ?」


「え?」

先生は少し息が荒くなってる…


それに、私を見てはくれない



「どんなにお前が嫌だって言っても、止めれる保障はない。
だから、逃げるなら今だ。」


「…うん。
いいよ…逃げないから。」

そう言いながら先生を抱きしめた。



「…お前が悪いんだからな!
ずっと我慢してんのに
…誘うから」

それだけ言うと、また唇を重ねる


何度も角度を変えながら、先生の舌を受け入れる

「ぁ…んー。」

声が自然に漏れて先生を受け止める



< 62 / 83 >

この作品をシェア

pagetop