[短]先生、襲ってください。
先生がいつも"誘ってた"?!
「嘘だ!嘘…そんなの嘘だよ!」
涙はボロボロと流れて、もう前が見えない。
「嘘?…でしょーね。
そんな事わかってたわ!
言ったでしょ?
私は見張ってたんだから。」
私はそのまま泣き崩れ、
床に座り込んでしまった。
「ぅ…ッゥエ…せ、…ん…ゥ。」
「『あなたの将来性を、ここで自分のために失ってほしくはないから…』
それが、先生の願いだったそうよ。」
天野先生は、一度ため息をもらし振り返り
私のそばに来てハンカチを差し出し話を続けた。
「もう泣くのは辞めなさい。
泣いても、先生は戻ってはこないわ!」