[短]先生、襲ってください。



「…何で?」





ケンタの背後に立つその人に、
みんなの視線は注目している



「…真美子?誰この人?親戚?」



愛子は私の肩を引っ張りながらそう聞いてる

でも、それに何も答えず


ただ目を見開き目の前を見てしまう



「…ん?後ろ・・・」

ケンタが振り向き、背後を確認した

「・・・あれ?どっかで見たことあるな…」



「・・・先生。」



「佐藤。」



そう、目の前にいたのは眼鏡をはずした光圀先生…



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