先生とわたし



「うわっ!!」


何なんだ。
今のは…。


「古河先生、大丈夫ですか?」


「あっ、大丈夫です…。」



隣に座っている、学年主任の先生から、心配されてしまった。





東海道新幹線に乗り換えて間もなく、柏倉に連れられて、高野がやって来た。



偶然にも、隣に座る学年主任の先生は席を外している。



とはいっても、俺の席の周りは、一般の人たち。


いくら、主任が居ないからって、変なことは出来ない。


< 104 / 512 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop