先生とわたし
簡単な準備をして、クラスのバスに移動した。
「おはよう。」
「…おはようございます…。」
「もう、最低!!」
「お、おい…。」
バスの入口に古河がいるなんて…。
「アイツ、千華がどれだけ悩んだのか、分かってない!!」
「琴音、声…。」
バスの中では、琴音の声が凄く響いている。
「こんな、声を抑えれる訳ないでしょ!!」
「そうだけど…。」
みんなに迷惑だよ…。
「あ゛ー。もう最低な奴!!」
「柏倉、静かにしなさい。」
とうとう、担任の注意が出ちゃったよ…。