先生とわたし
次は、祐チャンが後ろに座る番。
「そういえば、大木先生って戻って来たんですか?」
「あー。今、病院にいる。」
「「えっ!?」何で病院なの!?」
携帯をいじっていた琴音も、聞いて来た。
「何も知らないんだな…。」
「クラスの男子生徒が、具合悪くして、昨日の夜から戻って来てないんだ。」
「知らなかった…。」
「さすがに明日は、戻って来るでしょ?」
「さぁ?」
ってか、男子生徒って誰!?
まぁ、昨日は色々あって気付かなかったけど、何より、男子自体に関心を持ってないからな