先生とわたし

修学旅行 3-3




トントン…。


「ほら、出てやれ。」


「遅くなってごめんな。」

琴音は、石黒先生に抱きついたまま、離れようとしなかった。

「そういえば、大木先生帰ったみたいだね。」

「明日、楽しみにしてたみたいだから、残念だよな…。」

先生が楽しみにしてるって…。



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