先生とわたし



「遅くなったのは謝る。ごめん。」

「…生徒と居たの?」

「あぁ。」

「何で?何で、時間忘れるまで一緒に居たの?最初から来る気何かなかったんでしょ!!」


「違う。時間の前に部屋を出ようとしたら、生徒が来たんだ。」


「もう智クンなんか嫌い!!ウワァーン…。」

嫌いとか言っても、俺に抱きついたままだし。


「泣きたいだけ泣け。」


もう無理には泣き止ませない。




……


..zzZZ..zzZZ…


寝たか。


布団敷いて、寝かせておこう。






幸せそうな寝顔しやがって。



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