先生とわたし
新幹線に乗り、早速石黒先生の所に行った。
「…なん、で…。」
目に入ってきたのは、衝撃的なものだった。
「…琴音。出直そう。」
コクッ。
来た通路を、引き返して席に戻った。
「はい。ティッシュ。」
「ありがと…。ヒック。…。」
戻って来たとたん、泣き出した。
「…祐チャン、呼んで来て…。」
「わ、わかった。」
私も、祐チャンを呼びに行こうかと思ってたから、祐チャンが居る車両まで急いで向かった。