先生とわたし
「「いただきます!!」」
今夜は、カレーだった。
やっぱり、家でいつもの料理を食べた方がいいね。
「今日お姉ちゃん、帰り早くない?」
いつもは、19時すぎ。
今日は、私が帰ってきた18時すぎには家に居た。
「最後の講義が休講になったから。で、彼氏ってどんな人?」
「明花、まだいいでしょ。」
「別にいいでしょ。お母さんだって知りたいくせに。」
「まぁ…。」
「ほら、千華。答える!!」
祐チャンは…。
最初はムカついたりして、嫌いだったけど、
本当は、優しい人だってわかった。
「…優しくて、頼りになる人。」
進路のこと。
琴音のこと。
色々と助けてもらった。
「「へぇ〜」お父さんが居ない時にでも、連れてきていいからね。」
「…ありがとぅ…。」
とか言ってても、実際に祐チャンを見たら、認めてくれないんだろうな…。
何か、2人で盛り上がっちゃってるから、部屋に戻ろ。