先生とわたし
IV
部活
次の日。
琴音と一緒に、入部届を貰いに職員室へ行った。
「じゃあ、これ書いて。印鑑あるなら、すぐ出してくれていいから。」
「「はい。」」
昨日までの祐チャンじゃないみたいな感じ。
でも、石黒先生と琴音は変わりない。
一旦教室に行って、筆入れから印鑑を取り出して、入部届を書いた。
こういう時のために、印鑑は持っておいた方がいい
琴音も書き終わったみたいだから、また2人で職員室に行った。
「…何かした?」
「…祐チャンが祐チャンじゃない。」
「うーん(-_-;)他に先生たちが居るからじゃない?」
「でも、智クンは普通じゃん!!」
これは別に、嫉妬とかじゃない。
「大丈夫だって!!祐チャンはただ、使い分けなきゃって、無理に頑張ってんじゃないの?」
「そう…かなぁ?」
まずは、入部届を出して、今日の部活から出る事になった。