先生とわたし
「高野と柏倉。この辺の道具、部室に置いて来て。」
「「はい。」」
少し不機嫌な祐チャン。
智クンは、色々と怒鳴っている
「智クン、あんなに怒鳴っているの、初めて見た…。」
「だよね…。授業で怒る時は、あんなんじゃ無いもんね…。」
マーカーコーンや、使わなかったビブスを持って、部室に行った。
「祐チャンって、あんなに怒鳴るんだね」
「うん何か、これから付き合って行くの、不安…。」
もし、怒らせたら、あんな風に怒鳴られるんじゃないか。って、思って怖い。
「大丈夫でしょ。千華をあんな風に怒ったら、私が許さないから」
「ありがとう」