先生とわたし
ダイニングテーブルの上には、4人分の食器が並んでいた。
もちろん私は、祐チャンの隣に座った。
「先生のお口に合うか分からないですけど、いっぱい食べていって下さい。」
「ありがとうございます。いただきます。」
「「いただきます♪」」
今日は、肉じゃが。
肉じゃがは、お袋の味って言われるくらいだから、祐チャンの口に合うか心配。
「…祐チャン、どう?」
「美味しいです」
「良かったわ。」
お母さん、すごくホッとしてる。
「二人は、いつから付き合い始めたの?」
お姉ちゃん、いきなり…。
「修学旅行の時から。」
「じゃあまだ、付き合って間もないのね。」
「はい…。」
「ってか、まだ数日じゃない!?」
いわれてみれば…。
「…今日で、1週間だ!!」
「進展「早っ」」
ほんと、1週間でバレるとは思ってなかった。