先生とわたし
そういえば、手当て中の試合記録取ってない…。
大丈夫かな…?
「判断を誤って、ごめんなさい。」
「捻挫と骨折の見分け方は難しいから、仕方ない。」
この二人は相変わらず、険悪モードだし…。
何もないって言ってるけど、絶対に何かあったよ…。
とっても、居づらい…。
でも、我慢しなきゃ。
「水補充してきてくれるか?」
「「はい。」」
ボトルが入っている籠を持って、琴音と近くの水道に行った。
「…大丈夫?」
「うん。ちょっとした事だから、心配しないで♪居づらくて、ごめんね。」
「そっか。って、二人していつもと違うんだもの、どうしていいのか分からなかった。」
「普通でいいよ♪」
「わかった。」