先生とわたし



そういえば、手当て中の試合記録取ってない…。

大丈夫かな…?


「判断を誤って、ごめんなさい。」

「捻挫と骨折の見分け方は難しいから、仕方ない。」


この二人は相変わらず、険悪モードだし…。


何もないって言ってるけど、絶対に何かあったよ…。


とっても、居づらい…。


でも、我慢しなきゃ。



「水補充してきてくれるか?」

「「はい。」」



ボトルが入っている籠を持って、琴音と近くの水道に行った。


「…大丈夫?」

「うん。ちょっとした事だから、心配しないで♪居づらくて、ごめんね。」

「そっか。って、二人していつもと違うんだもの、どうしていいのか分からなかった。」

「普通でいいよ♪」

「わかった。」





< 331 / 512 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop